胃潰瘍 その3

前回の通院から2日後、胃カメラ検査を受けた。

検査を受けるまで、職場や病院の受付で問題があり病気って面倒だなと思った。

 

事前に検査を受けるのに有休がほしい旨主任に伝えると、

「研修は受けたん?(職場内研修の日だった)」「予約は何時から?」という質問から始まり、「なんで胃カメラするん?」「半休で行ってきて」と言われた。

私も午後から出勤する予定で鼻からの検査を予約してたけど、こういう風に言われると休みたくなる。結局、後から「胃カメラやし1日休んでもらって大丈夫。」と言われたけど、なんだか複雑。福祉の現場の為、人員配置の都合上休めない日があるっていうのはわかってるけど、その日は研修で全員出勤の日。半分は研修、半分は現場に残る訳やから絶対に人手は足りている。なのに、半休で行ってと即答したことに対して配慮のない人だなぁ、と思った。

職場に対してはモヤモヤしつつも当日を迎えた。前日20時以降絶食とのことだったが、既に絶食の日々だった為辛さはなかった。

朝病院に行くと、予約がないから直接検査受付に行くように言われる。検査受付に行くと、「何でかなー、しばらくお待ち下さい」と言われ、受付スタッフ同士で何やら話込んでいる。その内1人が近づいてきて、先生が来て検査のオーダーを入れてからじゃないと受付が出来ないので、先生が来るまで待っていて欲しい旨伝えられる。そういえば、胃カメラの予約をした時、空きの枠が無くて先生と看護師さんが色々と話していたことを思い出した。

こればっかりは仕方ないので、動悸と吐き気を堪えながらソファにもたれかかって待った。

1時間以上待ったところで名前を呼ばれた。

胃カメラに向けての準備。胃の粘膜を綺麗にする薬をのむがこれがこの上なくまずい。鼻から検査するため、鼻の麻酔を実施。スプレーをした後、ゼリーを鼻に流し込む。喉にも麻酔がかかるのか、違和感で吐きそうになる。ベッドに横になって胃カメラを実施。鼻も喉も痛くないけど、胃が痛い!そして、喉を通るから何回もオエオエ言いながら検査を受けた。

検査後、先生から逆流性食道炎胃潰瘍との診断を聞かされる。ストレスが原因と言われ、思い当たる節が山ほどある。主任とか主任とか主任とか。

きっと、何ともない、気のせいか疲れてるだけですよ、と言われると思ってたからこの診断は衝撃だった。体調不良の原因がはっきりして良かったと思いつつ、胃潰瘍なのか…と少し落ち込んだ。