久しぶりの入院(入院1日目)

今回は入院中の経過の話です。

1日目が今後の経過を決めたりと盛りだくさんだったので、1日目だけでいったんまとめました。

ちなみに、書き忘れていましたが、今回の入院は5月に入院していた精神科ではなく、以前から継続通院していた別の病院・診療科です。(以前、食事摂取トレーニングをしていた病院と同じ病院です。)

 

外来で経鼻チューブを入れてもらい、帰宅後は一日に※ラコール3袋(600kcal)を目標に注入していました。それ以外は水のみ。それでも栄養が入ると、多少は元気になりました(※この時のラコールは新しく処方してもらったわけではなく、経口摂取で処方されていた余りの分を注入に回して使用していました(主治医に許可はもらっていました)。経鼻経管栄養でのラコールの処方は制度上できない事になっているので疑問に思われた方がいたらそういう理由です。)

といっても、久しぶりに栄養を直接胃に注入するわけで、そんなにスムーズにいくわけがなく…、元々ラコールを注入or経口摂取した際には胃が熱くなるような感覚もありました。なので、半分に希釈して3時間程度かけてゆっくり注入していました。幸い夏休み期間で時間はたっぷりありましたし、しんどすぎて注入以外何もできない状態でしたので何時間かかっても大丈夫でした。注入後、それが(カロリーが)許可できず嘔吐する、ということはなく、「これは必要最低限の栄養なんだ」と自分に言いきかせていました。

外来通院の翌日に病院から連絡があり、翌々日からの入院が決定。

電話があったその日にPCR検査を受けに行き、急いで入院準備を完了させました。

そして、入院当日。なぜか、病院に行く時間に大雨。タクシーで病院まで。この病棟には4回目の入院。病棟も看護師さんもお互いに大体把握しています。説明も簡単なものでした。身長・体重を計測して病室へ。窓側の見晴らしの良いベッドでした。

荷物を床頭台にしまっていると看護師さんが来られ、検温・血圧測定、食事の聞き取り(何が食べやすいか等)、普段飲んでいる薬について聞かれ、薬とお薬手帳を提出。ここで、食事についてはご飯より麺類の方が良い?と看護師さんから提案してくれて、はい、と答えました。ふりかけも持ってきていたけれど、ご飯は食べられる気がしていませんでした。そもそも、食事が摂れるかどうかわからない状況でしたが…。今日のお昼は普通食が出るけど、先生に伝えておきますね。とのことで、食事に関しては少し希望が持てるようになる。ちなみに、入院前に先生には、1400kcalで肉抜きの提供にしてもらっていました。入院中の経管栄養の使い方については、この時点では主治医の先生と話ができておらず、どのように使っていくのかはまだ不明な状態でした。

そうこうしている間に、あっという間に昼食の時間に。初日は、いたって普通のメニュー。ほぼ食べられず。主治医の先生とも話せていなかったので、経鼻チューブからの栄養もなし。入院のために朝の注入もできていなかったので、ほぼ絶食状態が続いていました。

15:00過ぎに主治医と担当医(研修医)の先生が来られました。今回はこの二人の先生が担当してくださるとのことで挨拶に来てくれました。入院まで家での様子を聞かれ、1日ラコール3パック入れるつもりで取り組んでいたが、食事摂取はほどんどできなかったことを伝えました。今までの経験から、ある程度体重が増えたり、チューブからカロリーが入って体力が回復しないと食欲が戻ってこない、という感覚があるということも伝えました。そしたら、主治医の先生から、入院期間中にできるだけ多くのカロリーを入れて体重を増やさないといけないね、とのこと。チューブをメインに使いながら食事も摂れたら摂る、という方向でやっていきましょうという話になりました。

栄養剤については、ラコールを毎食2パック400kcal×3回、1日1200kcal。

食事については、麺類に変更したけど、麺類は完食しても一日1100kcal程度と普通食に比べて少ないから、頑張って食べてほしいと言われる。

薬については、漫然と飲んでいる気もしていたので、主治医と相談して一旦やめて様子を見てみることにしました。(眠剤のみ継続)

夕食後からラコールの注入が開始になりましたが、400mLを2時間!?それは無理だー(泣)って言ってたら、看護師さんが自己調節して良いですよってことで、大体3時間で落とすことに。それでも速い気はしましたが、嘔吐・逆流・下痢もなく無事終了しました。(この日の夕食はまだ麺類ではなく普通食でした。ほぼ食べず。)

今回の入院は外来でずっと見てもらっている先生が主治医になってくれているので、とても安心感がありました。

1日目は長くなりましたが、この後は特に検査もなく同じ日々が続くので、さらーっと記載していきたいと思っています。経鼻チューブについて、私の思いの変容なんかも記載できればと思っています。

長くなったので、また次回。