食事摂取トレーニング2回目その1

月曜日から、食事摂取トレーニング目的で入院しました。トレーニング目的での入院は2回目。前回は食べない事を選んで4日でリタイア(また改めて記事にします)しましたが、今回は4月からの新生活のためにも経口摂取を頑張っています。

食事摂取トレーニング目的で入院予定だったので本来なら病室が空いたらという事でしたが、カリウムの数値が即入院レベルだったので空いている個室でひとまず入院。入院中に部屋が空けば移動になります。隔離の時以来初めての個室ですが、快適すぎて4人部屋に移りたくないなんて思ってしまいます。でも個室代約15000円…普通のサラリーウーマンにはお高いです。

入院になった経過は前回書きましたが、少し補足します。昨年の12月中旬以降、心療内科でも精神科でも入院治療の話が出ていましたが、自分で食事摂取を頑張ると主張して入院を拒否していました。体重は減り、食べては排出する、死にたい訳ではないが生きていたくもないという精神状態。そして3月の心療内科定期通院の際に体重が先生の決めた基準になっている、今まで自分で頑張ると言い続けたものの実現できていない、自分でもどうしたらいいのかわからない、ということで治療を先生に一任しました。そして、先生に食事摂取トレーニングをするということを決めてもらいました。自分で何とかしようとしていましたが、もう過食とチューブ吐きを一時的にでも自分で止める事は出来ない、本当にどうしたらいいのかわからない状態だったので主治医に全面的に頼りました。誰かに頼らずに自力で治したいと思っていましたが、心療内科・精神科の主治医との話やカウンセリングを通して、誰かに頼ってみようと思える様になりました。この心境の変化は大きいなと感じています。

入院して何をしているか、というと3食きちんと食べる、という事をしています。その名の通り食事摂取トレーニングです。摂食障害で同じ様な入院経験がある方もいらっしゃると思います。私の場合は1400kcal/日を完食する、というのが治療内容です。前回は1200kcal/日だったので、200kcal増えました。

入院日の昼食が一食目でとても多くて食べ切れるか不安でしたが、ゆっくり1時間くらいかけて完食。全てひと口大に切ってから少しずつ食べています。ひと口大にしないと食べられないのですが、それでも食べられるのは進歩だと感じています。(過食嘔吐の時は勢いで食べているのでひと口大でなくても食べられます。)入院が決まった時に外来の主治医に肉が食べられない事を話すと、肉禁止にできるとのことでそうしてもらいました。朝食は牛乳、リンゴジュース、オレンジジュースから選べるのですが、リンゴジュースは飲める気がしなかったので牛乳にしてもらいました。(オレンジジュースはアレルギーのためNG。)抹茶オレやココアにして何とか飲んでいます。

現在入院6日目ですが、食事はほぼ完食できています。ジョアが飲めなくて残したのと、どうしてもお腹いっぱいで残してしまったことが一回だけありましたが、それ以外はきちんと食べています。吐きたい欲求に駆られるときもありビニール手袋の準備までしましたが何とか抑えることが出来ました。こういう成功体験を詰んで食べられるようになっていくのかなぁと思っています。

体調的にはカリウムの数値が上がってきているので、かなり元気になりました。異様な疲れや倦怠感はカリウム不足だったのだなと再認識しました。腹部の張りや足の浮腫み、時折食道痙攣があります。体重は約4キロ増加。先生に相談すると、浮腫みと体重増加は食べ始めた事で起こっている、徐々に浮腫は引いていくと思う。体重増加は食べて浮腫んでいる分の増加で、本当の意味での体重増加ではないとのことで一安心。筋トレと縄跳びでお腹を空かすのと身体動かして代謝を促しています。

肉禁止は本当にありがたくて、何とか完食できています。この調子であと10日程頑張っていきたいと思います。